2008年11月02日
イチゴ栽培の難しさ
イチゴの花は出荷終了の6月まで、同じ苗で何回も花が咲きます。上手い人だと7~8回くらい繰り返し咲きます。
ただ、咲くタイミングが気まぐれなために咲いて欲しい時期になかなか花がつきません・・・。
僕らは最初に咲く花を1番花、続いて2番花・3番花と言いますが、今は1番花の時期です。
余りに早くイチゴの実をつけると、1番花と2番花の間が開き過ぎて需要の大きいクリスマス時期にイチゴの出荷量が少なくなるという事態になります。
で、逆に1番花・2番花が連続して花をつけると2番花と3番花の間が開き過ぎて、これもまた比較的に出荷単価の良い時期にイチゴが少ないという事態になってしまいます・・・。
僕は温室を2カ所(各約1300坪程)ありますが、それぞれが良い具合に分散している感じです。
けど、本当は間を開けないで出荷出来る様にならんといかんです。
今年で8年目。 けど8回しか経験がありません。
1年1回の勝負です。 スポーツで例えるなら点を取られたら即負け。
今年の反省は来年しか生かせない・・・。やり直しの効かない1年1本勝負の世界。
植物にとって、1日は1日でしかない。どんなに電気を点けても誤魔化しは効くけど太陽光には及ばない。
こんな農業に僕は魅力を感じています。
Posted by 華玉山 依芽呂または、華珠家 舞芽鷺 at 17:44│Comments(0)
│イチゴの事